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クアラルンプールの長い日々(1)

2010/3/16

マレーシア、クアラルンプール空白の2日間…
実は詐欺にあっていました。
そして、大金を失った…




前日の夜中に宿に入り、一夜明けて同じ宿の日本人旅行者と朝昼兼用の食事を食べに行った帰り、午前11時半ごろから始まったお話…




バスのチケットを買おうと思って道を歩いていたら突然

『あなたのその髪型すごく素敵ね!どこでやったの??』
とおばさんが話しかけてきました。

『タイのカオサンロードでやりました。』

と答え、少し話をしていると

『私の妹が日本の名古屋に留学しているの!
 名古屋の事が知りたいから、家へ来て一緒にお昼ご飯を食べましょう。』

と誘われ、内心『お腹いっぱいだし、面倒だし、怪しいからイヤだな~』と思いながら『でも、面白そうだし行ってみようかな~』
とついて行くことにしました。



その場でタクシーを拾って彼女(グレイス)と一緒に何故か彼女の妹の家へ到着。
しかも、このタクシー代は何故か私が支払った…


着いた家は、住宅街の中にあるかなり立派な家。
他のマレーシアの家に行ったことがないから比べられないけど、かなりいい暮らしと言った感じでした。


家に入ると、彼女の妹とその子供2人が食事中。
玄関入ってすぐの居間に通され、お茶を出してもらったりしていたら、奥からデブな男性が出てきた。

グレイスの弟でアールと言う名前。

グレイスもアールも英語が上手く、かなり聞き取りやすい。
私のへっぽこ英語でもそれなりに会話が弾みます。

なんでも、アールは豪華客船に仕事で乗っていたことがあるらしく、横浜からシンガポールまで船で行ったらしい。
その時、横浜に5日間滞在したことがある。

とかなんとか。

そして、10分くらいしたところでアールが

『タカコはカジノへ行ったことがあるか?
 僕はマレーシアの大きなカジノ(名前忘れた)で18年ディーラーをしているんだ。
 タカコが来たら、勝てるようにしてあげるからおいでよ!
 ただし、勝たせてあげられるのは30分だけだから、すぐにやめるんだよ。』

と言いだしました。
さらに、

『ブラックジャックをやったことはあるか? 
 ないなら、今から練習しよう。』

と、グレイスと共に別室へ連れて行かれ単純なイカサマのテクニックを教えられた。
ディーラーであるアールが、伏せてあるカードの番号と、親の持っているカードの番号を子である私にサインで教えてくれるという、かなり単純なもの。

何分か経ち、サインを間違えなく読み取れるようになった時に
アールが

『今からブルネイの大金持ちが遊びに来る。
 この人は麻雀が大好きで、昨日も30時間以上麻雀をしていた。
 その時にかなり大儲けをしていたんだ。
 しかも、この人はケチで僕がディーラーをしたゲームでも全然チップをくれないんだよ!!
 このゲームで勝って、お金を巻き上げてやろう!!
 タカコはグレイスと相談しながらゲームすればいいよ。
 だけど、ゲームは30分だけ。
 僕がコーヒーを飲もうと言った時が終了の合図だよ。』


と提案してきました。
私は何も考えずに『いいよ~』と答えた・・・


5分後、グットタイミングにブルネイの大金持ちミスターアババがやってきた。
シャツにジャケットという、お金持ちっぽい服装をした、成金趣味のおっさん。


そして、ゲームスタート。
アババは突然30,000ドルの札束をカバンから出して来てアールに渡した!!
30,000ドルの札束ったら、もうブロックだよ!!
私は
『今朝、タカコのボーイフレンドから200ドル預かってるから、
 タカコはお金出さなくてもいいよ!』

と言われ、金は出しませんでした。

ゲームは進み、順調に私が勝っていきます。
アババは負け続けているのにどんどん賭けていき、
『このくらいの金額は私にとったらはした金さ!』みたいなことをほざいていました。

そして、私は勝ち続けているにもかかわらず、親と同じ金額賭けなくてはいけないとか言われて、気づけば27,000ドルの借金…

どうせ最後は勝つんだしいいか~。

とか思っていた。
というか、27,000ドルがどのくらいの金額か分からなくなっていた。


そして、勝ち続けて最後のゲーム。
このゲームもイカサマで勝っていた。

彼の手札は20。私は21。

しかし、カードをオープンする直前アババが

『私はキャッシュで賭けて、お金がある事を見せているが、タカコは本当に持っているのか?
 見せてもらってから、このカードをオープンしたい。
 キャッシュがなければ、ダイヤモンドでもいいぞ。』
とか言い出しました。
今思えば当たり前だよな。
なんたって、小汚い小娘が250万円くらい借金しているんだから。(この時点で私はこの金額を分かっていなかったけど…)


アババに少し時間を貰い、別室でアールとグレイスと相談することに。

アール『タカコ!!やったね!これであの3200ドルは僕たちの物だよ!!
    僕とタカコが15,000ドルずつ。グレイスは2,000ドルだ!
    もうすぐ僕たちはお金持ちだよ!
    しかし、そのためにはお金を用意しなくてはいけない。
    見せるだけだから、見せたらすぐにまた銀行に返せばいいよ。
    タカコは幾ら用意できるの??
    足りない分は僕が友達から借りてかき集めてくるよ。』

私『500ドルくらいかな』

アール『タカコ!!あのお金が僕たちの物になるんだよ!
    もっと真剣に、本当の金額を教えてくれ!!
    クレジットカードは何枚持っていて、どのくらい用意できるんだ!!?
    ダイヤモンドでもいいと言っていたから、ダイヤを買ってもいいんだよ!』

私『う~ん、じゃあ5,000ドルくらいかな。』



と、見せ金作りのためにいったんゲームはストップして、カードはそれぞれ封筒に入れて封をして金庫へ保管。


私はカードを全部宿に置いてあったので、運転手つきの車でグレイスと一度宿に戻ってから銀行ATMへ。



宿に戻り、朝の日本人旅行者がいたので

『もしかしたら、私ブラックジャック詐欺にあってる最中かも…
 でも、どうしてか今勝ってるし、どうなんだろう??』

と話をしたにもかかわらず、カードをもってグレイスのもとへ…


そのままグレイスと大きな駅のATMまで行ってお金をおろし続けました。
そして、銀行残高が無くなり、グレイスにその旨を伝えると

『もう1枚クレジットカードも持っているんでしょ??
 そっちも使ってお金をおろしてちょうだい。』

しかし、クレジットカードはさすがにイヤだったので適当な暗証番号を入れていたらカードがマシーンに吸いこまれたまま帰ってこなくなった…

『あっちにこのATMの銀行があるから掛け合ってあげるわ!
 パスポートは持っているわよね?』
とかなんとか言って、必死に私の金を引き出そうとするグレイス…


怪しい…


私『グレイス、やっぱり怖いから帰りたい。』
グレイス『何がこわいの??
     覚えてる?私たちは勝ってるのよ!
     あなたのカードが21で、アババは20だったの忘れたの??
     見せ金さえ用意すれば、あのお金が手に入るのよ!
     お金を手に入れたら、またすぐにここへ連れて来てあげるから、銀行に入金するのよ!』

とかなんとか言われて、大金を持って再度あの家へ…




私は馬鹿か。



そこではアババとアールが私(の金)を待ち迎えていた。


お腹がすいたので軽く食事を取ってから
アババだけが例の部屋へ入り、私達3人は再び相談。


アール『タカコ、お金は用意できた?
    僕も用意してきたよ。
    ただ、2人分合わせてもまだ足りないんだ!
    だから、アババには明日まで待ってもらおう。
    今夜のうちに僕がお金をかき集めてくるからね。
    明日のお昼にカードをオープンするようアババに話をするよ。』



と言って、3人で再度例の部屋へ入った。

今ある分だけのお金をアババに見せて、金庫へしまった。
金庫の中にはアババの32,000ドルとアールの10,000ドルと私の財産。
鍵をして、なぜかそれをアババが持つことになり、そのまま去って行った…



その後、グレイスに宿まで送ってもらい

『明日の9時に迎えに来るわね。
 迎えに来るけど、一度ケイタイに電話してちょうだい。
 お願いだから、どこにも行かないでね。
 あなたがいないと明日のオープンは全く意味のない物になってしまうから。
 しかも、借金したものがすべてアババの元へ行ってしまうのよ!』
と言い残していった…



私は部屋に戻り、ナオくんに今日会ったことを全部話をしたのだが、私もナオくんもこれが詐欺なのかどうかがわからず、明日行けば分かるよね~。
と、かなりノー天気な感じで夕方まで過ごしていたのだが、やはりちょっと不安でガイドブックをひらいて見たら…

『マレーシアは東南アジアの中でもかなり治安のいいところだが、特定の犯罪が横行しているのが実際のところです』

みたいな事が書いてあって、良く読んでみたら今日私があった事とほとんど同じ事が書かれてあった…
ブルネイのお金持ちが登場するところもそっくり!
違うのは、ガイドブックによると勝ち続け、借金を繰り返した後ラストゲームで負けて、金を巻き上げられる。と言う所だけ。


…私は勝ってたしな~。詐欺なのかどうか良く分からないし…

しかし、ネットで調べていくうちに明日行くのが怖くなって行って、詐欺だと実感するようになっていった。

というか、気づくの遅すぎ。


宿の人(インド系のでかいおばちゃん)に相談すると


『おまえは馬鹿か。
 私も大きな家に住んでいて、プールも付いているし庭も大きいわ。
 一度ご飯を食べに来て頂戴。
 そして、Give me money!
 
 早く警察へ行け。』

と、的確なアドバイスをくれました…涙
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NAME:わたしたかこ

まるい地球をぐるっとまわってきま~す!
2010年1月14日出発。
   4月 1日一時帰国。
   5月22日再出発!

性格:楽しいことが好き!
   
今までの渡航経験:カナダ(13歳)、韓国(24歳)


せっかく、豊かな経済大国日本に生まれたんだから、その恩恵をたっぷり受け取っちゃおう!
大富豪じゃなくっても、世界一周はできるんだ~!

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大雑把なルートです。 陸路は途中で変更する可能性大です。
名古屋⇒香港
香港⇒ムンバイ
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