2010/12/15-20
キトで購入した酔い止め薬。
日本から持参していたのを忘れて購入した酔い止め薬。
強すぎて、下りた後ボーっとしちゃうんで飲みたくない。
って思って、
飲まずに乗船 。
見事にリバース 。
数時間前に食べた14ドルのロブスターがトイレの汚れとなりました…涙
もうね、ガラパゴスの定期船はバカみたいに揺れるの。
揺れるって言うか、打ち付けられる。
お尻がポーンって浮いて、ドスンって叩きつけられる…
ガラパゴス行く人、
酔い止め薬必須 ですぞよ!
そんなこんなでサンクリストバル島。
船着場の階段でくつろぐ野良犬…アシカ達。 見事にひな壇。 人間の憩いの場であるはずの場所もアシカに占領されている。 この島は、アシカの島。
多分、島の人口よりもアシカのほうが多い!!
海岸を見ればアシカが転がっている。
こんな感じに。
夕方になればもっとたくさんのアシカが!!
ていうか、アシカが転がる海岸で人間も海水浴を楽しんでいるという…ガラパゴスならではの光景。
これはもう、わけわかんない。 ウシとアシカの共演。 客を探すアシカ。 『タークシー!!?タークシー!!?』 サンクリストバル島は、今までと違って天気が良くて気持がいい!!
でも、今まで以上にすることない。
ただひたすら、海を見て、アシカを見て、ちょっと歩いて…の繰り返し。
で、も、
ココに来て、ようやく
テンション上がってまいりました!!! そう。
ダイビングのテンション。 せっかくガラパゴスに来たんだから1回くらいダイビングしないとな~って思いながら、天気が悪いのと、海水の冷たさにめげてイマイチダイビングしたいと思わなかったんだけど、
晴れですよ!!!
暑い暑い!
ダイビング、するでしょう。 ってことで、翌日(金曜日)ダイブツアーをするダイブセンターを捜し歩くも、翌日のツアーはなく、翌々日(土曜日)のツアーに参加することにしました。
(ココから先、ダイビングしたことない人にはわからないかも。そして長いです。)
ところで、私はダイビングのライセンスを旅の途中で取ったので、ライセンスカードを持っていません。
だから、受付の時に提示を求められたけど『持ってない』と答えました。
すると、
『How many Dive do you have?』 『100本くらいだよ』 『OK』 へ??
もう終わり?
私のライセンスの種類も聞かれなかったし、ログブックもほとんど見てない。
なんていい加減なんだ!!!
とりあえず、ウェットスーツやBCDのサイズを着てみて、オッケーってことで翌日の集合時間を言われて終了。
当日
スノーケリングツアーの人たちと、ダイブツアーの人たち合わせて20人ぐらいで出発!!
ダイブツアーは私を合わせて3人とガイド。
初めのポイントでスノーケルの人たちが遊ぶ中、
『チェックダイブするぞ!』 といわれ、器材を身につけるもガイドはTシャツのまま。
へ?
『じゃぁ、ここから飛び込んで、機材が問題ないか確認してくれ。』 え~!
それってチェックダイブって言わないじゃん!!
水深2メートルくらいしかないし!!
ただの器材の確認じゃんwwww
まぁ、いきなりダイビングよりはいいかもしれないけど~。
ところで、この日私たちは5ミリで長袖長ズボンのウェットスーツを着ていました。
ウェイトは4キロくらいでいいかな~って思ってたら
渡されたウェイトは
8キロ!!! ありえない。
『こんなの重すぎるよ!!too much!!!こんなにいらない!!』 って言うと
『思い出すんだ、君は今5ミリのウェットスーツを着てるんだよ。 必要なければ外せばいいんだから。』 …とりあえず、8キロつけて飛び込んだけど
溺れるかと思った。 レギュレーター咥えてるから、息が出来ないなんてことはないけれど、水面に上がりたくても全然上がれなくって、焦った~。
絶対重たすぎる。
『重たかったよ!!!こんなにやっぱりいらないよ!!!』 って言って、ウェイトを減らして再チャレンジ。
ただ、4キロか5キロかちょっと悩んでたら
『思い出してくれ、タンクが空になってきたら浮いてくるぞ!』 …5キロ???
まぁいい。
おとなしく言う事を聞いてやろう。
そして遂にダイビング!!
この岩の割れ目を1本目、岩に沿って2本目。
うぅ…5キロ重い~!!!!
そして、
寒い!!!! 寒い!!!!!!! 寒い~~~~~~~~~!!!!!号泣 潜って2分で凍った。
もう、終わりたい終わりたい終わりたい…
マジで寒い。
もう、寒すぎて固まってて、ガイドの後ろをついていくだけで精一杯。
でも、私たちの上のほうをサメの群れがビュンビュン泳いでいく!!
40匹くらいの群れ。
ビュンビュン。
もっと近くで見たかったけど、遠くても迫力あった。
そして、魚が多い!!
魚影が濃いって言うの?
今まで見たこと無いくらいの量の魚。
あと、ヒトデ。は気持ち悪かった。
50分の寒中ダイビング、修行みたいだったけど、すっごくよかった!
1本目終わって、ボートへ戻ったら
震えが止まらない。
何故か、ウェットスーツの後ろのチャックを一緒にダイビングしたドイツ人女性があけてくれたんだけど、その隙間から入ってくる風が寒い!!!
でも、震えすぎて動けないでいたら、同じく一緒にダイビングしたアルゼンチン人男性が
シュッ
ってチャックを上げてくれた。
もう、されるがまま。
この時、ランチが配られたんだけど、震えすぎて上手く食べられない。
手が震えるし、歯も震えるし、体も震えてるし…
いや~、あんなに震えたのは初めてだ。
それにしても、白人は寒さに強いな~。
あいつらの脂肪、どうなってんだよ?
ガイドなんて、私たちと同じスーツの上からもう一枚ハーフのスーツ着てますよ。
ずるい。
そして、2本目。
まったく体が温まらないまま、震えが止まらないまま、ダイビング☆
『イヤだ―イヤだーイヤだー寒いよー』 『タカタカタカタカタカタカ!ココに残りたくないだろ!!行くぞ!!!!』 う…
ボッチャン
ヒー!!!
『寒い~!!!!』 と叫んでいたら、フードを貸してくれました。
ボートの上にいるときに貸してくれよ。
2本目のダイブも相変わらず冷たい。
寒い。
でも、1本目よりはましかな。
ここでも魚、ヒトデがたくさん!!
おっと!アシカまでもが!
カメもいるぞ!!
そして
ハンマーヘッドシャーク!!!! シュモクザメ!!!!!! キャー!!!
嬉しい!!
会えた!
私の目の前3メートルくらいのところまで来てくれた!!
嬉しかった~!!!
水中写真がないのが残念だけど、てんこ盛りのダイビングでした!!
初めての、紅海以外の海でのダイビングでちょっと緊張してたんだけど、寒さ以外はなんの問題もなく潜ることが出来てよかった。
自信がつきました。
そして、ガイドの彼、いい男なのにダイビングがイマイチ上手くない。
ガイドとしてもダイバーとしても。う~ん。
あ~、それにしても寒かった。
ムッチャ フリオ~!!!!
ところでドイツ人女性
『人間の熱の33パーセントは頭から逃げていくのよ。
だから、私はほら、頭をカバーしてるでしょ!』
バンダナなんかで効果があるとは思えませんが…
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